安心・安全への取り組み
お客様に安心・安全な商品を届けるため、異物混入防止、工場の衛生管理、製造工程中での検査、製品後の抜き取り検査等、様々な取り組みを行っています。
ISO22000:2018 取得
佐倉工場では、ISO22000:2018を取得し、HACCPに従った製造及びISOの品質マネジメントシステムの基、安心・安全な製品づくりを行っております。
また佐賀工場では水産食品加工施設HACCPを取得、台湾工場においてはISO22000:2018を取得しております。
BRC/SQF 取得
国際標準規格であるGFSI(世界食品安全イニシアチブ:Global Food Safety Initiative)のベンチマークスキームであるBRC(英・小売団体)を中国工場にて、SQF(米・小売団体)を韓国工場にて取得しております。フードディフェンスが含まれた規格認証となりますので、今まで以上に食の安全・安心をご提供致します。
HALAL/KOSHER 取得
イスラム教の戒律に従った食品であるHalal認証を中国・韓国工場にて、ユダヤ教の教義に従った食品であるKosher認証を中国工場にて取得しております。これに伴い、世界人口の30%と言われるイスラム教やユダヤ教の方々に対し、安心安全な商品をご提供することが可能です。
海苔原料の選定
使用する海苔原料の選定は、自社で認定を受けた専門の担当者が行います。
海苔は自然の海上に網を張って養殖する漁場環境(天候、水温、栄養分、潮流等)の変化に伴い、板海苔(当社における原料にあたる)の品質に幅が生じてまいります。当社では、海苔の品質について、全ての原料ロットを検品しており、入庫検品の段階で原料品質が、各製品の品質の範囲を逸脱する場合は製造に用いらないようにしております。
品質検査は、海苔の品質要素(色・ツヤ、葉質、食感、味・風味)を、目視による確認と、試食してからの官能評価によって総合的に判定いたしております。
徹底した衛生管理
安心・安全な商品を提供するため、厳しい衛生管理を行っています。
加工場に入る際には専用の制服を着用し、インナーキャップ(ゴム絞りタイプで耳からうなじまで包み込む形)の上に、頭部を覆う形の帽子(額やこめかみ部分に伸縮素材を使用)をかぶります。入念に粘着ローラーがけを実施し、姿見の鏡の前でセルフチェックを行います。
手袋の着用を義務付けており、手袋着用後にアルコール消毒を行い、エアーシャワー室に入った後、加工場内に入室いたします。
海苔自動選別機の導入
海苔は、加工前の選別が大きなポイントになります。そのために、最新の海苔自動選別機を全ラインに導入しています。形状不良や、光学的に異物をキャッチし除去します。
金属探知機を用いた金属異物除去の徹底
製品において、硬質な金属は危害の度合いが高い異物となっております。そのため、弊社では一つ一つの製品を金属探知機で検査し、金属異物の除去を徹底しております。
自社認定検品者による検品
焼き上がった海苔は焼き釜から検品コンベアーに流れ、検品者が検品を行います。検品は海苔製品の品質を左右する重要な工程なので、自社で認定を受けた検品者が検品を行います。目視による焼き色、焼き加減、味付のりの場合は、味付加減も含め検品いたします。
各種製造記録(トレーサビリティー)
各ラインには、製造記録が準備されており、製造の際に、加工条件、製品の日付の印字、担当者の氏名、など様々な情報を記録するようになっております。
製品の賞味期限・製造日から、どのラインで製造されたか、どのように加工されたか、製造していた担当者は誰か、使用された原料は何かまで、遡ることが可能です。
製造品の抜き取り検査
製造品から保管用サンプルと試食用サンプルを抜き取り、試食・確認を行います。試食・確認を行うのは、自社で認定されたものが行います。
製造品の包装状態(シール・日付印字)等や、使用した海苔の試食を行い、品質が問題ないか確認をし、製品出荷の可否の判断を行っております。
保管サンプルの保管
保管用サンプルを検査室にて保管しています。
お客様からのお問合せがあった際には、該当の賞味期限・製造日から保管サンプルを確認し、状況をすぐに確認できるようにしております。賞味期限の1.25倍の期間、保管をしております。
菌検査
検査室を設け、微生物検査を実施できる環境を備えております。一般生菌数、大腸菌群、黄色ブドウ球菌を調べることができます。
こちらからお気軽にご連絡ください。
弊社担当者よりご連絡させていただきます。